初めまして。大井と申します。
この夏、ジュニア野菜ソムリエの資格を取りました。何の役に立つのかよく分かりませんが、久々に授業を受け、試験に臨んだとことは、50を過ぎた男にとっては中々に刺激的で有意義な経験でした。
「野菜の匂い、味を、第三者に分かるように表現せよ」「美味しいと言ってはいけない。何が、何処が、どのように心地よいのかを伝えよ」頭を抱えました。
「いい加減な食卓」を皆様に披露するには、いい加減には出来ないのだと自らを戒めながら、皆様と肩肘張らない楽しい食卓を囲んでいきたいと思います。そうしているうちに、頭を抱えずすらすらと、野菜やその他の食材、そして料理の神髄をお伝えできるようになれればと思っておりますので、宜しくお付き合いくださいますようお願い申し上げます。
初回は、週末お手伝いに通っている所沢の農園でいただいた枝豆を使った、手軽な1品です。おかずにもなりますし、酒のつまみにもなります。
枝豆は夏とばかり思い込んでいましたが、小麦の裏作として6月に植えた大豆は10月が収穫時期で、初旬に収穫する早生の青い豆は枝豆となります。
① 卵を割り、ボールに入れ掻き混ぜ、塩、胡椒を一つまみずつ入れ、味付をする。
② 湯を沸騰させ、枝豆を入れ3分茹でる(塩は加えない)。
③ ざるに移し、水を掛けてから、皮をむき実を取り出す。
④ 鍋に入れ、中火で油をひかず30秒程度乾煎りし、水分が飛んだところへ、塩、胡椒、一つまみずつで味付けし、③の卵を加え素早く掻き混ぜ、卵が好みの固さに炒れたら出来上がり。
枝豆 | 枝豆炒り卵 | |
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秋の枝豆、ご賞味あれ。