定番の煮豆を、昨秋収穫の新豆で作りました。
脱穀の時、オギノエン・ファームの荻野さんが、栄養豊富な大豆を「畑のダイヤ」と言っていましたが、脱穀したての大豆はうっすらと緑掛かっていて生気があり、生きる輝きを放っていて中々きれいです。
それを天日で干し、あの無愛想で固く閉じこもった、私たちにお馴染みの豆にします。調理する際、時間を掛けて水で戻すという手間が掛かるため、敬遠されがちな食材だと思います。我が家でも正直なところ、普段は缶詰で、乾燥させた大豆はめったに使いません。
一日汗を流した結果だという感情移入が強くあり、少しでも美味しく食べてあげたいという思いを込めて作りました。
① 豆をボールに入れ、8時間程(一晩/朝→夕)つけます。
② つけた豆(100g→250gに膨らみます)をざるに空け、水を切り、お湯に入れ、茹でます。
③ 1時間程茹で、ざるに空けます。
④ 昆布を水に一晩つけて、だし汁を作っておきます(鍋に水と昆布を入れ、煮立つ前に火を止め出来上が
り、という簡便な方法もあります)。
⑤ だし汁に醤油とみりんを加え、豆(今回は、みじん切りしたニンジンを加えました)を入れた鍋に落し
蓋をして、弱火で1時間程煮ます。
⑥ だし汁が無くなってきたら落し蓋を取り、焦げないように汁が無くなるまで煮て、出来上がり。
収穫し脱穀した大豆 | 煮豆 | |
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