ジャガイモをいただいたので、子供が好きなヴィシソワーズを作りました。
15年近く前の話ですが、旭川で山頭火のラーメンを食べたとき、一緒に行った方が一口スープを飲んで「味がしない」と言われました。魚介の出汁が効いていて、クラムチャウダーを飲んでいるように感じたラーメンスープです。確かに極めて薄味でしたが、最後の一口をすすり終わると口の中に余韻が残り、何とも言えない満足感を感じました。後味がとてもよく、この一碗を味わうにはこの程度の味付けが最良なのだ。味付けと分量の関係が料理においては重要なのだ、と思ったことがあります。
初めの一口二口は味を感じないくらい薄めに味付けをすると、飲み終わったときに心地よいです。
① ジャガイモの皮をむき、さいの目に切ります。
② 水を沸騰させ固形スープの素とジャガイモを入れ、ジャガイモが柔らかくなるまで煮ます。
③ すりこぎでジャガイモを潰し(多少塊が残っていても気にしない)塩、コショウで味を調えます。
④ 粗熱が取れたら牛乳と混ぜ、ラップをして冷蔵庫で冷やします。
⑤ のんびり待って、冷えたら出来上がり。
※分量の目安は、ジャガイモ大1個で、固形スープの素1個、水200㏄、牛乳200㏄です。
ジャガイモの畑 | ヴィシソワーズ | |
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